怪しげなアカデミーに、大好きなソウを追って共に入学したメイ。
早速詐欺まがいの授業と称する占いをさせられたり、インチキなテレビ番組に出演させられたりします。
アカデミーのリー子により、メイは一躍有名人になってしまうのでした。
「私が言うとおりになる」2巻のあらすじ
メイの応援をすると言い出した飛鳥によって、ソウの近くに居られるようになったメイですが、相変わらずソウの敵意は変わりません。
見た目がまるでミイラの阿倍野先生の授業、オーラがテーマです。ふざけたことが大嫌いな阿倍野先生。質問に答えられずふざけた回答をすると天井に吊るされてしまいます。オーラなんて見たことのない、普通の人間のメイとソウ。
しかし、やってみるとメイにはソウのオーラが見えてきます。それに対し、全く見えてこないソウ。ますますメイに対しコンプレックスを持ち、敵意をつのらせます。
そんな中、完璧な回答をしたのが、美人で高名な占い師を多数輩出してきた名門伊勢家から入学していた伊勢井吹でした。
「私が言うとおりになる」2巻のネタバレ
幼い頃から占いの英才教育を施されてきた伊吹は、ソウのバカっぽい不動明王のようなオーラも、メイの眩しいほどピンクのオーラも全て感じ取ることができるのでした。プライドの高い伊吹は、この二人が特待生であることに怒りが強くなる一方です。
校門前の掃除をしていたメイ。大嫌いなピーマンの食べ過ぎで普段よりさらにおかしくなっているソウの姿に混乱し、校門前の銅像にぶつかって破壊してしまいます。
しかしその銅像は、アカデミーの守護神だったのです。破壊されたことにより、次々と生徒に不幸なことが続きますが、直せばこの地獄のような不幸が落ち着くとのこと。伊吹の指示によりなんとか銅像を元通りに直し、平和が訪れます。
伊吹に感謝し、友達になったふたり。伊吹にとって、生まれて初めての友達です。
メイの家に泊まりにきた伊吹は、部屋中がソウのグッズで溢れているのをみて驚きますが、友人関係はこういうものなのかと自分なりに解釈してしまいます。
いつの間にかソウのことを考えると胸が苦しくなる伊吹ですが、恋などしたことのない伊吹にとっては、それが病気くらいにしか感じられません。ソウとメイを友達と認識した伊吹は、いがみ合うふたりを仲良くさせようと努力し始めます。
感想
次なる同級生が現れましたね。美人でいかにも聡明そうな伊吹。美人特有のプライドの高さでしたけど、メイやソウと絡んでいくうちに、どんどん可愛らしい乙女になっていく姿が印象的です。
初めての友達にウキウキしてるのも可愛いですね。最初のツンツンしたイメージから、すっかり変わってしまいましたね。
この先、もしかしたら、三角関係とかに発展するのでしょうか。
メイとソウはなかなか恋が発展しそうにないですが、アカデミーのドタバタの中、たくさんの友情物語が生まれて楽しいですね。
このアカデミーの先生たちも、なかなか異色を放った人ばかりのようですね。なにを企んでるのかわからない雰囲気の阿倍野先生。この阿倍野先生も何か裏がありそうですよね。気になる人がいっぱいです。
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