男と女ではどちらが強いのでしょうか?体力的には男の方に分がありそうですが、精神的には女性といわれます。近年女性が強くなっていると言われその事を象徴するのはレスリング女子の吉田選手でしょうか。
そしてこの林達永さん原作、作画金光鉉「フリージング」も女子格闘アクションとして強く綺麗な女性がたくさん登場します。
フリージングのあらすじ
アオイ・カズヤは戦いを好まない優しい性格です。彼の姉カズハは異次元体ノヴァとの戦いで死んでしまいます。そして彼は「ゼネティックス」という異次元体に対抗する作戦を立てる学校でした。そこには「パンドラ」と呼ばれる女性戦士がしのぎを削り互いに戦う事もいとわない学園でした。
そこでカズヤは接触禁止の女王と呼ばれるサテライザーと会います。カズヤは彼女に姉の面影を見て思わず彼女に抱きつきます。模擬試合中の彼女はその事が原因で負けてしまいます。彼女が負けるという事は号外が出る程の驚きだったのです。
その後生徒会長に注意を受け更に転校を進められるのですが、サテライザーが怒りに任せ現れるも先ほど不意をつき勝った勝ち気な少女ガネッサが現れます。改めて戦う二人。しかしガネッサは形成が悪くなると禁じてのパンドラモードに変化します。
パンドラモードとは実戦のみ使用できる危険な状態でした。形成が逆転し追い詰められるサテライザー。カズヤは身を挺して彼女を守ろうとするが倒されてしまいます。その時彼女の何かが切れパンドラモードへと変身するのでした。
そして圧倒的な力でガネッサを追い詰めるサテライザー。その時二人の戦いに割って入る「ナンバーズ」と呼ばれる前の戦いでカズヤの姉と戦った人達でした。
美しき女性たちの過激な戦い
ネタバレです。カズヤがサテライザーを姉の面影を見た事で抱きつき初めての敗北を喫しました。その後本当の敗北を味あわせる為にガネッサは再度サテライザーへと勝負を挑みます。
隙がない戦いに劣勢であった為ガネッサがパンドラモードという実戦のみの強化体へと進化して追い詰められるも、カズヤを傷つけられたことで怒りと共にパンドラモードへと進化し逆に追い詰めた所で「ナンバーズ」という前の異次元体との戦いで功績を挙げ、カズヤの姉と戦った女性たちが行き過ぎた戦いを止めました。
ここで補足ですがカズヤはこの学園に「リミッター」という敵を拘束しパンドラと呼ばれる女性戦士をサポートする役目です。カズヤはこのリミッターを目指しています。
しかしサテライザーはリミッターを拒否しています。ただ他のパンドラ達は優秀なリミッターを持って有効的な戦いを繰り広げています。彼女がそのリミッターを拒否しているのには理由がありそうです。そんな折上級生のミヤビはカズヤに目をつけます。
彼女はリミッターの男子生徒を周りに置くのが趣味でした。しかしカズヤがサテライザーのリミッターになりたい事が気に入らない事とサテライザー自身も気に入らないようでした。
そして二人のバトルが始まります。初めはミヤビの力に劣勢になるも持ち前の力で彼女を押していくサテライザー。劣勢に立たされ冷静さを欠いたミヤビはリミッターを使い追い詰めていきますが、フリージングされた彼女はそれさえも取り除き更にカズヤを救おうとするのですが、それが裏目に出てミヤビに捕まって恥辱にまみれます。
その時カズヤの何かが覚醒して強烈なフリージングをミヤビ達に向けると復活したサテライザーは、更なる強力な姿へと変化します。この後も彼女とカズヤの戦いは続きます。
感想
美少女格闘漫画として人気のこの作品は女性キャラクターの質がいいです。多種多様な女性キャラが格闘を繰り広げる姿は迫力が凄いだけでなく綺麗でもあります。またサテライザーの謎の多い設定も大変興味深く、今後解明されていくのでしょう。
初めという事もありキャラクターの立ち位置を紹介するだけかと思いきや全開でのバトルは圧巻でした。何かゲームのようなバトルは見やすく引き込まれていきます。
今後たくさんの美少女戦士が出てきそうですが、どのキャラも魅力的でしょう。女性格闘漫画と言うと綺麗さだけに捉われそうですが、少しグロイと見えそうな描写もキャラの魅力でカバーしています。ゲームにアニメと多方面での展開もありますので、謎あるストーリーを満喫しつつ楽しむことが出来そうです。
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