玲欧が郁の猛アプローチをきっぱりと断り、一安心の愛子。これでラブラブかと思いきや、今度は巧が愛子に急接近してきます。
どうしていいか分からず戸惑う愛子と、平静を装いつつも気にしまくる玲欧ですが、それでも一途に愛を深めていく二人にほっこりします。
「ヒミツのアイちゃん」3巻のあらすじ
前回のデートから愛子と玲欧はケンカ続行中です。仲直りのタイミングがつかめないままの愛子は、巧とだんだん仲良くなっていきます。深く考えない愛子ですが、巧は愛子=舞のヒミツを知っているようであり、明らかに狙っている様子です。
そんな様子を見かねた玲欧は愛子を体育用具室に呼び出し、自分から愛子と仲直りをします。そして、お互いの気持ちを再確認しあった二人は、男子バスケ部が地区予選大会を優勝したら、愛子のすべてを玲欧に捧げる約束をするのでした。
その時、玲欧と愛子がキスをしているところを巧がたまたま目撃してしまいました。これで愛子=舞の事実を確信したことでしょう。これから巧がどういう行動に出るのか、また愛子と玲欧は約束に向けて絆を深めていけるのでしょうか。
「ヒミツのアイちゃん」3巻のネタバレ
ここからネタバレです。ここから巧の行動がちょっと大胆かつ積極的になってきます。いつものように男子に混ざって勝負する愛子を、抱き上げて女子の練習に戻そうとします。玲欧の目の前で、しかも不敵な笑みを玲欧に向ける巧。急接近する愛子と巧に周りもざわつきます。
そんな中、土曜日に文化祭の買い出しに行く愛子とヒロコに、巧も同行することになります。その土曜日は練習だという玲欧に余計な心配をさせたくない愛子は、買い出しは巧も一緒だと言えませんでした。
買い出し当日、愛子のしかめっ面した表情を気にして気遣いを見せる巧に、さすがの愛子も巧の気持ちを意識し始めます。忘れ物をしたヒロコを待つ間、二人きりになり気まずい愛子は、巧のペースに飲み込まれて会話を進めてしまいます。
その会話でとうとう、巧は「舞」の正体が愛子だと知っていることを告げます。驚く愛子にさらに、「舞」ではなく愛子のことを本気で好きだと告白までするのでした。愛子=舞のヒミツは誰にも話す気はなく、迷惑になることはしないから好きでいさせてくれと言う巧に、愛子ははっきりと断ることができませんでした。
「ヒミツのアイちゃん」3巻の展開
告白されてどう接したらいいか困惑する愛子ですが、巧はいたってフツーです。その後、玲欧と電話してるときに、買い出しに巧が一緒だったことがばれてしまいます。やきもちをやきながらも状況を理解して怒ることのない玲欧を心配させたくなく、告白されたことは隠したまの愛子でした。
そして二人の約束がかかった選抜大会の日、愛子はひどい風邪をひいてしまい応援に行けなくなりました。チームは調子よく決勝まで進みますが、ハーフタイムの際、玲欧が愛子から告白の件をなにも聞いていないと知った巧が思わせぶりな挑発をしたせいで、玲欧の調子が崩れます。
ヒロコとの電話でチームの危機を知った愛子は、風邪をおして試合会場に駆けつけ、チームに渇を入れます。そのおかげで玲欧は立ち直り見事優勝しますが、その祝賀会にも参加した愛子は、やはり無理がたたり倒れます。
そんな愛子を助け、玲欧は家に送ることにしました。こんな状態で応援してくれたことに感謝し心配しながらも、玲欧にはやはり気になることがあるようです。
「ヒミツのアイちゃん」3巻の感想
愛子もどんどん素直に玲欧の愛情に応えるようになり、また、玲欧を大切にする気持ちも正直に伝えるようになってきて、微笑ましいです。でも、どうやら巧の気持ちは本気なようで、これから二人の仲を脅かすかもしれません。
すでに、巧の件で愛子が玲欧に隠しごとをしているのが気になります。それが大きなすれ違いになってしまいそうで不安ですが、そうならないことを願うばかりです。
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