愛子=舞というヒミツを抱えながら付き合う、愛子と玲欧。なんだかんだラブラブな二人の前に、強力なライバルが現れます。
二人のお互いを想う気持ちが試される展開から、目が離せません。
「ヒミツのアイちゃん」2巻のあらすじ
お互いの想いを確かめ合って付き合うことになった愛子と玲欧。でも愛子の心の準備ができるまで、玲欧が付き合っているのは変装した「舞」ということにしています。相変わらず素直になれない愛子ですが、好きな気持ちはどんどんふくらむばかりで、仲の良い二人です。
そんな中、「舞」としてバイトするメイドカフェ「スピカ」に、新しいバイトがやってきます。お人形のようにカワイイ森川郁とイケメンで厨房担当の森川巧の双子のキョーダイです。郁はそのカワイイ容姿を武器にお客を奪うなど、かなり腹黒い女の子みたいです。
以前から玲欧のことを知っていて興味を持つ郁は、玲欧から「舞」と付き合っていることを聞かされて、明らかに不満げな様子を見せるばかりか、「舞」を挑発します。その上、巧に「舞をオトして」と不穏なお願いをするのでした。
「ヒミツのアイちゃん」2巻のネタバレ
翌日、愛子のクラスに転入生がやってきます。なんと巧です。驚きながらも「舞」だとばれないようにごまかす愛子に、さらに衝撃の事実が聞かされます。一緒に転入してきた郁は、玲欧のいるクラスになったのです。
森川キョーダイとは関わりにならないよう気をつける愛子と玲欧でしたが、二人ともバスケ部にマネージャーとして入ってくるなど、気の休まる暇がありません。また、敵を作りやすい郁と、その郁を徹底的に守る巧には、キョーダイの絆を超えた何かがありそうです。
そんな巧を思いやりながら諭す「舞」に、巧は複雑な気持ちを抱きます。
その一方で、愛子と玲欧は付き合ってから初めてちゃんとしたデートに出かけます。でも「舞」に変身しいます。周りから初エッチ前提のようなデートだと言われた愛子は、それが気になってしょうがありませんが、話し合いでひとまずは遊園地デートを楽しみます。そんな中、二人のデートを知った郁が、巧を連れて遊園地に乗り込んできました。
四人で一緒に遊ぶことを断り切れなかった上、郁の暴走で玲欧と郁、愛子と巧がそれぞれ観覧車に乗ることになりました。ここぞとばかりに誘惑をする郁ですが、玲欧はきっぱりと断ります。そしてこの状況でも郁や巧のことを気遣う「舞」に、郁は改めて宣戦布告すると同時にこれまでに見せなかった涙を見せるのでした。
初エッチどころかデートもこんな形になった玲欧と愛子のこれからも気になりますが、郁と巧を交えた今後の展開もハラハラしそうで楽しみです。
「ヒミツのアイちゃん」2巻の感想
郁と巧という新たなキャラクターが登場し、一段と話がややこしくなっていきます。今のところわかりやすく嫌われキャラの郁ですが、そうなってしまった悲しい理由がありそうです。過去が詳しく語られるのが待ち遠しいです。
また、巧が愛子に対してどう接することになるのか、とても気になるところです。巧自身も悪い男ではなく、それなりの魅力は感じられるので、もうひと波乱あることでしょう。
次巻もいろいろな恋模様を見せてくれそうな展開に期待します。
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