ヒーローとしての活動とは何でしょうか。
町や住人を危機から守ることはもちろんですが、ヒーローのランクによってはさらに日常的な活動もあるようです。
「ワンパンマン」3巻ではサイタマが今まで以上にヒーロー活動に奮闘します。
「ワンパンマン」3巻のあらすじ
サイタマとジェノスはヒーロー認定試験を受けます。試験は体力テストと筆記テストの合計点が100点満点中70点以上で合格です。
ジェノスは体力と筆記共に満点で超大型新人としてS級ヒーローに認定されます。一方サイタマは体力テストではほぼ全てにおいて新記録を大幅に更新し満点を取得したものの、筆記と作文が酷く合計71点でC級ヒーローからのスタートとなります。
C級ランキングでトップになるとB級ランカーに昇格でき、S級はA級の上になります。サイタマとジェノスは現在各クラスで最下位になっています。
正式にヒーローとなった2人はヒーロー協会の公式ホームページに顔が公開され、新人ヒーローとして世界中に知られることとなります。また、今はまだ名前で登録されているサイタマとジェノスですが、しばらく活動すると個々のヒーローの特徴を捉えたニックネームである「ヒーローネーム」がつくことになります。
最強の男サイタマがC級ヒーローとして奮闘する
C級ヒーローは数も多く水準も低いため、使えない者から除外していく仕組みとして一週間ヒーロー活動をしないとヒーロー名簿から除外されます。そのためC級ヒーローは主にひったくりや強盗退治といった活発な行動を続ける必要があります。サラリーマンの飛び込み営業のように自主的に足を動かして成果を出さないと誰も評価してくれない厳しい世界です。
サイタマは悪者を探し血眼で町中を走り回りますが、町は平和で何の成果も得られません。何も活動できないまま一週間目を迎えようとしたサイタマの前に、「音速のソニック」が現れます。
以前サイタマに完全敗北したことからソニックは再戦を挑みますが、プロ失格にリーチがかかっておりそれどころじゃないサイタマは彼を全く相手にしません。ヒーローの肩書きを持つサイタマが戦わざるを得ない状況にするため、ソニックは町中に爆裂手裏剣を放ち災害と大混乱を招きます。
一刻も早く悪者を探して退治しなければならないサイタマは邪魔をされることを酷く嫌いますが、目の前のソニックこそがその相手だと気づき、またも一撃で倒します。
「ワンパンマン」3巻の感想
とうとうプロヒーローとなったサイタマとジェノスですが、その差は逆に予想以上に開いていました。今後はクラスの昇格と、ランキングの上位へ上りつめることが課題となりそうです。
また、個々の特徴を現すというヒーローネームも2人にどのようなものがつくのか楽しみです。ジェノスはカッコイイヒーローネームが期待できそうですが、サイタマもそうなのかあるいは・・・。
音速のソニックは今のところ完全に悪者ですが、サイタマを敵視するキャラとして今後も登場する機会がまだまだありそうです。
さらにプロヒーローはランク分けされ、さらにランキング化されるなど想像以上に人数が多いようですので、他にどんなメンバーがいるのか気になります。C級仲間や、S級のトップランカー達などが登場するのが楽しみです。
この記事へのコメントはありません。