植村先生の結婚式に行かないという入谷に、胸を痛めるすばる。一緒に先生の幸せを見届けたいすばるの思いが通じ、入谷も結婚式に出席することになります。
先生の花嫁姿を思うのと同時に、慣れない結婚式への招待に戸惑います。お呼ばれしたした結婚式にむけ、右往左往するかわいらしいすばるです。
「うそカノ」5巻のあらすじ
植村先生の結婚式に向け、着ていく洋服やお祝いに頭を悩ませるすばる。入谷に相談しても、ピンとくる返事が返ってくるわけでもありません。そこで和久井に相談すると、手作りの鍋つかみを提案されます。
以前和久井の母にプレゼントしてくれたものを今も使っていると聞き、植村先生のために手作りプレゼントを決めるのでした。
結婚式当日、すばるは初めて入谷のお母さんと対面します。普段、家でも不愛想な入谷が、すばると一緒の時は楽しそうに笑う様子を見て、植村先生と共に安心するのでした。そして、入谷が植村先生に心から「おめでとう」と言っているのを見たすばるは、安心し嬉しくなるのです。
心が軽くなった入谷は、帰り道すばるに2度目のキスをするのでした。
「うそカノ」5巻のネタバレ
入谷から週末のデートに誘われたすばる。行きたい場所を尋ねられ、公園デートを提案します。そして、お弁当も作っていくと約束します。昼食後、持ってきたラケットでバトミントンをするふたり。
ミスしたら入谷を下の名前で呼ぶ罰ゲームを設定され、照れながらも初めて入谷を「匡史くん」と呼ぶすばるに、逆に入谷が照れてしまうのでした。
時田に、いつからすばるが好きだったのか尋ねられる和久井。小学生の頃からずっとすばると一緒に居ることが当たり前だった和久井は、入谷の介入によって気持ちに気付いたと話します。
和久井が手首をねん挫し、すばるは保健室へ付き添います。不器用ながら、一生懸命に包帯を巻くすばるに、とうとう和久井の思いは爆発し、好きだと告白するのです。
思いもよらない和久井からの告白に、戸惑いながらも入谷への気持ちを改めて和久井に伝えるすばるに、これからは自分のことも男として見てほしいと告げ、立ち去る和久井。そして、そのやり取りを、入谷はドアの外で聞いていたのでした。
安全圏に居ることを捨て、すばるに告白した和久井ですが、普段の態度は今までと何ら変わらず、すばるは少し安心します。そして、そんな二人に密かに嫉妬している入谷です。
ある日、時田から、和久井がすばるに告白したと聞かされたトモ。そしてその瞬間、トモの心は激しく痛むのでした。
感想
いろんな方面が動き出しましたね。いつかいつかと思っていた和久井の告白でした。いつまでも仲良しのまま傍にいることを捨て、フラれるのを覚悟で告白した和久井。それでも、時間をかけてすばるの心を動かそうと頑張る和久井の勇気は素敵ですね。
そして、トモの心の変化も見逃せません。ずっと心に蓋をしてきた和久井への思いですが、遂に蓋は開けられたようです。
和久井が正面から勝負を挑んできたことで、入谷も黙ってはいられませんよね。すばるを巡る争いが激化していくのでしょうか。そして、トモが和久井を好きなことを確信してしまった時田は、どう出るのでしょうね。
それぞれの恋が一歩前へ踏み込んでいくようです。それぞれを応援したくなりますね。
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