ファンタジー

「とつくにの少女」3巻のネタバレと感想!

とつくにの少女 3巻

人が生きていくという事は欺くという事なのでしょうか。何か企みがあるからこそ行動に移るのでしょうか。しかし、その企みに気付いた時に当事者はどのように対応するのでしょうか。 

 

さて「とつくにの少女」も3巻を迎え、色々な謎が出てきました。そして、分かった事もあります。謎が謎を呼んでいくストーリーにわくわくや疑問がたくさん出てきます。 

2巻の最後に連れ去られたシーヴァ。それを追いかけるせんせ。そして、謎のおばさんの正体。シーヴァが連れて行かれた事には何か裏がありそうです。その謎が今回解けるでしょうか。 

 

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とつくにの少女3巻のあらすじとネタバレ 

「まっておばさん」シーヴァはやっと再会したおばさんに連れられて“内つ国”に帰ろうとしていました。シーヴァはせんせをおばさんに会わそうとしていたのですが、おばさんはその事を頑として拒否します。 

 

迎えが来ていると先を急ぐおばさんにシーヴァはなぜ急ぐのか尋ねます。“外つ国”の中ではシーヴァが危険である事、そして何か事情があるようです。 

しかし、シーヴァはおばさんからもらった本を忘れた事、せんせに何も伝えていない事を理由にもう少し待ってもらうように言います。 

 

“シーヴァ”二人が話しをしている時にせんせが現れます。「このひとは」せんせは尋ねます。シーヴァが答えようとするも、おばさんは「ばけもの」「この子に近づかないで」と拒否します。その頑なに拒否するおばさんにシーヴァは抵抗しますが、おばさんは聞いてくれません。 

 

「この子は私の子よ」せんせが悪い外の者と決めつけて一向に取り合おうとしません。 

“おばさん”変な感覚を持ったせんせ。そうおばさんは生きているはずがないのです。なぜ外の国になぜいるのか、幾つかの疑問がせんせの頭を過ります。「私は悪いものではない」「まず話を」近づこうとしたせんせに矢が刺さります。 

 

たくさんの矢がせんせを貫いていきます。「そこの二人」「はやくこちらへ」と待ち構えていた兵士がシーヴァとおばさんを保護します。「せんせ」シーヴァの声も届きません。そのまま、馬車に乗せられる二人。 

 

「シーヴァ」矢が飛んでくる中、せんせはそれにも負けず、馬車を追いかけます。“連れて行かれる”強い気持ちのまま、馬車を追いかけます。そして、馬車の後ろにある檻に手をかけます。 

 

ふるい落とすように矢を次々と放つ兵士達。“せんせ”シーヴァは必死にせんせに手を伸ばします。“シーヴァ”せんせも必死に手を伸ばします。しかし、馬車のスピードに負けて、力尽き振り落されます。 

 

“せんせー”“シーヴァ”二人の声が森の中にこだまします。“行くな。君がいないと僕は”振り落されてもせんせは疲れ切った体を引きずり追いかけていきます。しかし、馬車の早さに見失ってしまいます。暗い森の中に一人佇むせんせ。 

 

“どうやらまいたみたいだ”兵士達は安堵の声を上げていました。“せんせ”元気なくつぶやくシーヴァ。 

「東の村へ連れて行け」シーヴァとおばさんは住んでいた村へと行くように命令されました。「さあ行きましょう」シーヴァはおばさんに手を引かれていきました。「おかえり」優しいおばさんの声が響きました。しかし、シーヴァの心の中には“せんせ”の姿が残っていました。 

 

おばさんに手を引かれながら、シーヴァは街を散策していました。“おばさんはむかえにくるまでなにしてたの”と素朴な疑問をぶつけます。おばさんははぐらかすように“いろいろとね”とだけ答えました。 

 

久しぶりに家に帰ってきたシーヴァは家の様子が変わっていない事を確認しましたが、家が散らかっている事を不思議に思いました。そして、食器もそのままでした。 

おばさんは、家に入ると突然座り込みます。“ちょっと疲れちゃって”おばさんはそう言います。また、シーヴァはおばさんがケガをしている事に気付き心配します。そんなおばさんの様子を見たシーヴァはゆっくりするように言いました。 

 

そして、夜になると庭に出ていくと花が枯れている事にシーヴァは気付きます。“家を空けていたせいかしら”おばさんの言葉にシーヴァはどこに行っていたのか尋ねるも、おばさんは“色々ね”としか答えてくれませんでした。 

 

お祈りを奉げる二人。おばさんはシーヴァと一緒にいられる様に祈り、そのままシーヴァを抱きしめました。幸せな時間の訪れを感じているシーヴァでしたが、そんな中でもシーヴァの心にはせんせの姿が消える事はありませんでした。 

 

食事を楽しむおばさんとシーヴァ。そんな時でもシーヴァの心にはせんせがいました。そんな様子を察したおばさんは、“忘れなさい”“わるいそとのもの”とシーヴァに言い聞かせます。しかし、シーヴァの中のせんせはそんな事はありませんでした。 

 

暗い森の中、せんせはシーヴァの残した本を拾い上げました。その時、どこからともなく声がしました。“あの時のよそ者”“あの魂がいない”そんな声を無視するようにせんせは内の国に行ったシーヴァの事を“良かった”と諦めていました。 

 

しかし、せんせは兵士達の行動に疑問を持ちました。前は矢を放った兵士がなぜ今度はシーヴァを守り、連れて帰ったのか。またシーヴァのおばが一緒だったことなど、疑問は解けませんでした。 

 

「奪われたの」いつかの外の者がせんせに尋ねます。いくつか質問を浴びせますが、それを全て無視して歩いていきます。“取り返すつもりなの”その問いには“ほっといてくれ”と相手にしません。“何も出来なかったのに”さらに外の者は続けます。せんせはシーヴァが置いていったバケツを持ち立ち止まります。そして、それを外の者に投げつけます。しかし、その事をあまり気にせず外の者は“一緒にいけば取り返せる”と言います。その言葉に呼応するようにカラスたちも羽をばたつかせます。 

 

カラスたちは更に“飛んで行ける”“場所が分かる”と続けます。“みんなでとり返しに行こう”“あの魂を”と叫び始めます。 

 

“例の件はどうした”重厚な雰囲気を持つ国王から誠実そうな雰囲気の神父は問いかけられています。“問題ありません”神父は答えます。シーヴァの事を話していました。東の村に置かれてシーヴァは監視されているのでした。更にシーヴァはお告げの人物であり、救いを与える人物だと言われていました。 

 

しかし、呪いを持ってきたかもしれないシーヴァには一抹の不安が彼等にはありましたが、東の村に置く事で、もし呪いで村が潰されたとしてもその村は端にあるので見捨てる事で危険を回避できると読んでいました。 

 

シーヴァとおばさんは村で買い物をしていました。村のおじさんとシーヴァのおばさんはシーヴァの呪いの疑いが晴れた事にホッとしていましたが、不安は残っていました。そして、たくさんの買い物が終わった後、家に帰り夕食の準備をしようとしていました。その様子を外の国の鳥が見ていました。 

 

夜になり二人ベッドに入っていると、シーヴァはせんせの事が悪い者ではないと思っているのですが、おばさんの言う事が気になっていました。せんせは悪い人なのかと。その時、おばさんはせんせに触れていないか確認しました。シーヴァは少し、考えて触れていないといいました。 

 

その夜、シーヴァは変な夢をみました。黒い得体のしれない者がシーヴァに襲い掛かろうとしていました。その者は“思い出した、我が子よ”と言いました。その光景に目を覚ましたシーヴァはおばさんを捜しました。そしてドアの前にたっていたのは異形の者でした。 

 

“おばさん”シーヴァはその者に声を掛けました。その者は何も言わずシーヴァを見つめます。「おばさんだよね」「ねえどうして」シーヴァが訪ねるとその者は足早に去っていきました。その後を追いかけるシーヴァでしたが、割れたカップで足を怪我して追いかける事が出来ませんでした。 

 

痛みが治まったシーヴァはおばさんを捜しに町へと出かけました。そしてシーヴァが見た光景は逃げまどう人々の姿でした。“外の者が出たぞ”口々に叫び逃げていました。そんな人々の様子に動ずることなくシーヴァはおばさんを捜し続けました。 

シーヴァの前に矢が刺さった女性の遺体がありました。“なんで”シーヴァは状況を飲み込むことが出来ませんでした。 

 

一方村では、兵士が疑わしいと思われる人に矢を放っていました。更に村を消滅させるように火を放ち始めました。シーヴァは物陰に隠れて状況が修まるのを待っていました。兵士が近くにいて可愛している声が聞こえてきました。“呪われた奴が出ている”“もうこの村はおしまいだ”そして、「どこにいるのだ外つ国の少女め」。 

 

兵士は必死にシーヴァを捜していました。「本当にお告げの人物だったのか」「呪いを持ってきただけじゃないか」そんな声が聞こえてきたシーヴァは困惑して、おばさんがあんな姿になっていた事や村の人々が呪われたのも自分のせいだと。誘われるようにシーヴァは兵士達の前に現れました。 

 

シーヴァの姿を見つけた兵士達は矢を向けシーヴァにおとなしく来るように言いました。その時でした、外の国のカラスが兵士に襲い掛かりました。急な攻撃で怯んだ兵士をよそにシーヴァは走り出しました。「わたしじゃない」「わたしのせいじゃない」そう叫びながら。村は炎に包まれてこの世の終わりの様な情景になっていました。 

 

カラスはシーヴァに“迎えにきたよ”“帰ろう”と声を掛けました。しかし、シーヴァはパニックになっていたので、知らないとカラスたちの助けを拒否しました。 

 

どれだけ走ったのでしょう。シーヴァは草原にいました。「ちがうわたしのせいじゃない」シーヴァは悲しみの声を上げていました。そんな落ち込んだシーヴァに声を掛ける者がいました。せんせでした。“遅くなってすまない”シーヴァはせんせに抱きつきました。せんせは触れてしまうので離れるように言いますが、そんな声はシーヴァには聞こえませんでした。そして一緒に帰ろうと話しました。 

その時、一人の異形の者がその光景を見ていました。姿が変わったおばさんでした。「ここに居場所はないぞ」せんせは冷静かつ冷たく言い放ちました。 

 

「魂が帰ってきた」カラスたちは口々に言いました。その声を聞きながら、せんせとシーヴァ、そしておばさんは森の中を歩いていました。カラスは“取り戻した”“知らないものもやってきた”と話します。その声を無視するようにせんせは家を目指します。 

 

家に着いたせんせとシーヴァ。せんせはシーヴァを先に入れ、おばさんを外に待つように言いました。しかし、おばさんはシーヴァを返すように必要に言いました。 

 

そして、家の中に戻るとシーヴァは扉の前で倒れていました。触れる事が出来ないせんせはベッドに行くようにシーヴァに話しますが、シーヴァは疲れ果てて動く事が出来ませんでした。仕方なしにせんせはシーヴァをその場所に置き、枕と布団を持ってきました。 

 

必死に看病するせんせ。様子を見ているとシーヴァの靴に気付きます。その靴を脱がすと、ケガをしている事に気付きます。その時、シーヴァを助けてあげられなかった事を後悔して、自分を責めました。 

 

その時でした。外から扉を叩く音がしました。「お前は誰だ」せんせは問いかけます。「その子のおばよ」その者は答えます。せんせは静かに扉を開けます。せんせはおばさんにシーヴァの様子を簡単に伝えます。そして外で話すように言いました。 

 

二人は庭に座り話しはじめます。せんせが内つ国であった事を聞こうとすると、それを遮るようにおばさんがせんせの正体について問いかけました。そして、手紙をおばさんに渡しました。 

 

それを見たおばさんは納得しましたが、「あなたのこと信用してないわ」と話します。“そうか”とせんせは言い、その手紙もおばさんが書いたのであればなぜ外つ国に戻ってきた理由を尋ねます。 

 

おばさんは静かに語り始めます。兵士に呪いの疑いが晴れた事を神父のお告げにより知らされ、更に外つ国の少女を捕えるように言われた事、そしてその事に抗う事が出来なかった。それはシーヴァを外つ国に置いてきた罪を償う為だったと。 

 

しかしシーヴァに会い、助ける事が出来たと思ったのも束の間、また外つ国に捨てる事になるとはと語りました。その言葉にせんせは驚きました。 

「あの子はもともと捨てられていたの」「私はシーヴァを外つ国で拾ったの」おばさんは衝撃の告白をしました。 

 

感想として 

今回も内容が濃かったです。更に1巻や2巻で見られなかった動きのある展開でした。静かに、しかし着実に状況が動いていました。今回は伏線回収と言うよりは、新たな大きな伏線が張られました。 

 

まずは、神父と国王の会話にあるシーヴァが“お告げの者”という事でした。何かシーヴァには秘密があると思っていたのですが、呪いと真逆のお告げを受けた者としての評価が下されていたのです。しかし、この国王と神父何かまだしていそうです。 

 

おばさんが外つ国の異形の者と言うのは想像の範囲内でした。しかし、シーヴァが捨てられていたという事実はどのように捉えたらいいでしょう。これは今後の物語の大きなヒントになりそうです。 

 

今後の展開の予想が読みづらいですが、シーヴァを軸に動いていくのは想像がつきます。全体的に登場人物が少ないのですが、国王と神父という新しくも重要な人物がここにきて出てきました。この二人の動向も目が離せないです。 

 

後、おばさんの語りの次の部分が次の流れを決めそうです。シーヴァが捨てられていたという事は意図的なものだと思われますが、“魂”というキーワードが良く出て来るのは何かこの事がヒントではないでしょうか。 

 

神のお告げを持つシーヴァと呪いを持つせんせ相容れない存在ですが、実はせんせにも大きな秘密があるのではと思います。それを明かすのはおばさんが書いた手紙でしょう。ますます謎は深まります。 

全体的に大きな流れの中の歴史漫画の様な重厚な雰囲気で進んでいく漫画です。外国の絵本のような高級感も併せ持っています。今後の展開が楽しみです。 


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