成功への道のりは中々難しい道が多いです。自分が思った結果がついてこないなど、本来の実力を発揮できないまま、終わってしまうという事もあります。その事を乗り越えた者だけが一流と評価されるのでしょうが。
さて“アオアシ”はセレクションが終わり、運命の結果発表を待つのみです。ユースチームの実力に落ち込むもその後、持ち直した葦人達。しかし、待っている現実は厳しいのでしょうか。そして、今後どのように展開は流れていくのでしょうか。
今回の“アオアシ”はどのような形でわくわく感を与えてくれるのでしょうか。
アオアシ3巻のあらすじとネタバレ
愛媛県出身の葦人は、サッカー大好きな少年です。その才能は光輝くものがありました。そして、四国大会に王手をかけたものの、相手の策略にはまり一発レッドで中学最後の大会は終わりました。
しかし、葦人の才能に目をつけた東京シティエスペリオンユースの監督福田達也の誘いよってユースのセレクションを受ける事になりました。全国から猛者が集まり、熾烈を究めますが、何とか最終選考に残りユースチームとの対戦にこぎつけますが、あまりの実力差に心が折れる者が続出する中、あきらめないで葦人と橘、大友で1点を獲ります。そして、運命の最終発表はどうなるのでしょうか。
最終セレクションから3週間、結果が出るまで愛媛の実家で待っている葦人。久々の友達との楽しい時間の中にもセレクションの結果が気になっていました。葦人のポケットにある手紙について質問されると花からもらったと伝えます。そこには献立がびっしり書いてありました。
瞬から監督の妹である花に電話して聞いてみればとアドバイスを受け、葦人は花に電話をします。するとそこに母親の紀子が合格の手紙を持って現れました。「サッカーにあんたを取られるみたいやねぇ」母親の寂しい声でした。
その事を電話越しで聞いていた花は母親とちゃんと話をする事を忠告します。
紀子は弱音を吐いた事をひどく後悔していました。酔っ払って帰ってきた紀子の耳に飛び込んできたのは、母親にサッカーで楽をさせたいという葦人と花の会話でした。驚く紀子でした。その言葉に吹っ切れたかのように紀子は電気の無駄遣いをするなと気丈に振る舞い、そのまま通話中の電話を取り上げると、東京での生活する為に必要な事を聞きました。そして母親と満足な会話がないまま3月がやってきました。
東京に旅立つ朝、母親とは満足な会話が出来ませんでした。この春から東京へと単身旅立つ葦人は、仲間との卒業式は出席せず旅立とうとしました。駅に向かいながら瞬と話しながら母の事、花の事を話していました。
駅に着いた葦人を待っていたのは、サッカー部の面々でした。泣きそうになる気持ちを抑え、笑って旅立つ葦人でした。そして、瞬は最後に母親から預かった荷物を預けました。その中には、通帳と母の手紙でした。今までちゃんと話をしなかった事を謝り、見送りにいかない事も書いてありました。最後に新しいスパイクとプロになろうがならないがあんたは“誇り”だと書いてありました。堪えていた涙が溢れました。そして、泣いた後、葦人は決意の表情をしていました。
新幹線で東京に着いた葦人。新幹線の中で見た新聞には若干16歳でJリーグデビューを控えるエスペリオンユースの天才FW栗林の記事が書いてありました。驚きながらもチャンスととらえる葦人でした。
そして、エスペリオンタウンに着いた葦人を待っていたのはトップチームの圧倒的な面々でした。各国の代表と日本代表の姿に葦人は感動を覚えていました。すると、ユースセレクションでの活躍を覚えていた女性から声を掛けられ、激励を受けます。
その時、ふと横を見るとセレクションで一緒に戦った大友が、歩いてきたのは橘でした。感動の再会を果たす3人でした。そして、ファン一号という女の子に3人でサインを書きました。
そのサイン帳に大事にしてあったサインはあの栗林のサインでした。その栗林はトップチームの練習に参加していました。栗林。葦人は熱い視線を送りました。
宿舎に戻った葦人は他のユース昇格者と出会いました。その中にはセレクションの敵チームだった明るい性格の本木とハーフのクールガイ朝利と出会います。彼等も昇格組で同じ年でした。ぎこちない挨拶も終わった時に寮の管理人がスカウトされた一人がまだ来ていないと大騒ぎしていましたが、その騒ぎもあまり大きくなりませんでした。因みにその一人は葦人と同部屋でした。
そして、寮に着いた葦人達3人はその豪華さに圧倒されました。そして、サッカー漬けの毎日を想像するのでした。チーム公式ブックの撮影を終えた葦人達セレクション組に近付いてきたのは、ジュニアユースから上がった優しそうな少年黒田でした。彼はジュニアユースの選手達を紹介しましたが、あまり関係を持とうとは他の選手はしませんでした。
そして、チーム公式の記者会見が始まりました。ユースコーチの優しそうな月島から紹介が始まり、会見は和やかに進みましたが、葦人は黒田の言ったユースチームに加入した事が夢が叶ったという言葉に大きな違和感を覚えていました。
記者会見は強面のGKコーチ弁禅のトークで更に和んでいきますが、ヘッドコーチの伊達が登場すると場の雰囲気は一変します。厳しい言葉を並べる伊達に黒田は震え始めます。その時ユースの監督福田が登場し、緊張は更に高まります。
福田が話しを始めようとする時に外から大きなバイクの爆音が流れてきました。そして、いかにも悪そうな男がエスペリオンの会見場に入ってきました。富樫慶司は唯一のスカウトされた人間で暴走族上がりの男でした。一瞬にして凍りつく会見場。
その雰囲気を破ったのは富樫と同室の葦人でした。ユニフォームを渡し、大人しく席に着き、福田の話を聞くように促します。そして、葦人がセレクション組という事を確認すると“だったらいい”と笑顔になります。その時、黒田は“富樫には気をつけろ”と言います。伊達のフォローもあり、何事もなく終わると思われた記者会見の席で福田はいきなり紅白戦をすると言い、更にその中から優秀な者にはAチーム昇格というご褒美をつけました。
これには狙いがあり、今年のユース生は簡単に仲良くなりそうもないのでサッカーで分かり合って欲しいと言う狙いがありました。
そしてチーム分けも済み、紅白戦の開始を待つばかりとなった時に伊達と福田は言い争いをしていました。葦人の事でした。伊達は福田の想いとは別にユースセレクションから葦人はあまり評価していませんでした。“唯一の失敗になるかも”伊達の言葉に立ち聞きをしていた花は憤慨します。そして、葦人の世界で初めてのファンと公言します。
紅白戦開始を待つ葦人は、花と出会い、なぜ気にかけるのかと聞いていました。私の好きだった選手に似ていると話します。
そして、葦人のエスペリオンユース初めての試合が始まります。
感想として
とうとう、ユース編が始まりました。ここで色々なキーワードが出てきました。まず気になるのは富樫の存在です。黒田だけでなく、ジュニアユースの面々は富樫を知っているような素振りをするのですが、あまり多く触れられてないのは、何か意味があるのでしょうか。
更に今回も思わせぶりな花の行動です。ちょっと恋愛要素も混じっているのですが、どこかやきもきする様な感じがしますが、これは番外編として楽しみたいです。後、黒田や朝利などのジュニアユースとの絡みです。今後どのように展開するのでしょうか。
そして、メインの紅白戦。いつも逆境から入る葦人ですので、今回もそのような展開と伊達の行動がキーポイントですね。白熱が予想される紅白戦は次巻ですね。さあ盛り上がって来たアオアシ。次の話が楽しみです。
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