前述の漫画・小説アプリ「comico」は2016年11月に大きくリニューアルされました。
今回は、そのリニューアルの変更点と、漫画を読む時に使用されるレンタルチケットについて詳しくご説明したいと思います。
comicoリニューアル後の変更点
comicoのリニューアルで、何が大きく変わったかといえば、リニューアル前の完結作品とベストチャレンジ作品(単行本化作品・海外作品以外)を除いた作品が、リニューアル前は全話無料で読めていたものが、最初の何話かを除き、レンタルチケット制か応援ポイント制になったということ。
そして、先読み機能という、応援ポイントを払えば先行で読めるシステムができたことです。
限りなく有料化に近くなったこのリニューアルは、既存の利用者からは批判の声が高かったようですが、救済措置としてか、運営からレンタルチケットという1話を基本8日間レンタルできるチケットが配布されています。
そして、応援ポイントというのは、120円35ptから購入できるポイントで、マラソンスタンプやイベントなどで無料配布されることもあるほか、おすすめアプリをインストールしたり、会員登録や月額サイトに登録することによってもポイントがもらえることがあります。
この応援ポイントは公式サイトによると、その作品の応援数としてカウントされ、応援数が増えるとランキングが上昇して作家の報酬が増えたり、書籍化や映像化が進むこともあるそうです。
また、今までは漫画だけだったこのリニューアルは、3月1日にノベルでもリニューアルが行われました。連載作品はおおむねマンガの形式と同じなのですが、完結した作品は「一気読み作品」として、「無料話」と応援ポイントを使用して読める「有料話」で構成されるようです。
完結作品の中には全話無料のものもいくつかありましたので、気になった方はチェックしてみてください。
レンタルチケットについて
comicoを利用する上で重要なこのリニューアルチケットですが、最初に利用した時に、「どれでもレンタル券」という、消費期限のあるレンタルチケットが50枚配布(2017年2月時点)されます。また、作品ごとのレンタルチケットもあり、チケットは作品によって1日から6日で一枚回復するため、時間をかければどの話でもお金をかけずに閲覧出来るようになっています。
そして、レンタルなので、チケットを使用して8日間でその話は読めなくなってしまいます。ずっと読みたい話がある場合は、応援ポイントを使用した方がいいかもしれません。
また、月刊マラソンスタンプや、初回利用で作品ごとのレンタルチケットがもらえる場合があるので、「受け取りBOX」のチェックを忘れないようにしましょう。
リニューアルについてのまとめ
このように、リニューアルは全話無料からレンタルチケット・応援ポイント制に変わってしまいましたが、キャンペーンや時間が経つことによってチケットが運営からもらえるようになっています。
気長にチケットを待つも良し、無料作品を楽しむも良し、また、時期によっては応援ポイント購入にボーナスポイントが増量されることもありますので、気に入った作品がある方は無期限閲覧が可能な応援ポイントを利用するのもいいかもしれません。
アニメ化や映像化作品もいくつかあり、ニッチな良作の多いcomicoですが、気になった方はまずは初回配布の「どれでもレンタル券」で、どんどん色んなマンガを試してみてください。
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