漫画や映画を見ていると、このキャラとこのキャラが戦ったらどうなるのか?と疑問に思う事はよくある事ではないでしょうか。特に映画の世界ではブルース・リーなどは本当に強いかなどよく話題になりました。
そこで漫画の世界でもそのような疑問は出てきていますが、漫画の世界であり比べるのは難しいでしょうが、ロマンの1つとしてとっておきたいです。そこで、最強と呼ばれるキャラがいる漫画のお勧めを格闘技系に絞って紹介いたします。その強さに惚れてみて下さい。
1.キン肉マン
キンニク星の王子キン肉スグルは落ちこぼれヒーローとして、宇宙からの怪物などから地球を守る為に懸命に闘うのだが、ルックスの悪さなども災いしてあまりヒーローとして認知されていませんでした。
そんな中、超人オリンピックが開催されます。これは地球上にいる超人達の頂点を決める戦いでした。そこに日本の超人として補欠として出場する。思惑に反してスグルは、中国のラーメンマンやイギリスのロビンマスクと戦い優勝して第一回の超人オリンピックのチャンピオンとなる。
しかし、チャンピンになったスグルには過酷な試練が待っていた。
ゆでたまご先生の代表作です。元々はギャグ漫画色が強かったのですが、プロレス編が大変人気が高くなっていたので、徐々にそちらの方向へと展開が変わっていきました。超人オリンピック編はまだ、スグルの成長もそれほどではなかったものの、チャンピオンの防衛ロードに入りプリンスカメハメハに出会った事で強くなっていきます。
タッチも劇画調でもなく、アメコミ的なタッチが読みやすさを見せてくれました。また、キャラも親友のテリーマンを初め、魅力あるキャラが多く登場した事が人気に拍車をかけました。
プロレスの場面もゆでたまごさんの知識と格闘技愛に満ちた描写で、マニアにも受けいられるような所もありました。最新の格闘技事情を考慮するなど工夫があり、現在連載中のキン肉マンⅡ世は総合格闘技を意識した試合展開をするなど、常に格闘技の流れを考慮しています。
2.あしたのジョー
東京の山谷というお世辞にも綺麗な町とは、言えない街に現れた矢吹丈。丈は酒飲みのボクシングトレーナー丹下段平にボクシングのセンスを見いだされる。しかし、丈は段平の情熱を利用して自分のいいように利用して、その事から鑑別所へと送り込まれる。
そこで出会った力石徹に衝撃を受け、ボクシングに徐々に打ち込むようになる。その力石との出会いが後の丈の人生に大きな変化を見せる。
ちばてつや先生の日本漫画のレジェンド的な作品です。後の格闘技(ボクシング)漫画だけでなく青春漫画にも影響を与えました。矢吹丈と力石徹という漫画界屈指のキャラが軸になり、いまだに最終回の最後の場面は論議を呼んでいます。
アウトロー的なボクシングが中心で少年院でのボクシング場面などはルールが存在しない中で、戦うという今では考えられないような描写もあります。またドヤ街が舞台となっているので、荒い言葉やダークサイドの描写もありますが、作品の雰囲気に会っているので必要な場面と思えます。
劇画調のタッチながら、きつすぎない描写が大変人気でした。また、ライバル達もたくさん登場して1人1人に思いれを描きながら読み進めます。当然ボクシングの場面だけでなく、丈の人情味溢れる性格も人気の1つでした。
アニメ版も人気でしたが、漫画版ではアニメでは描かれない良さがあります。
3.ドラゴンボール
世界中には七つの「ドラゴンボール」と呼ばれる物があり、そのボールを全て集めるとどんな願いも叶うと言いました。地球の西の都からやってきた女盗賊ブルマは孫悟空と呼ばれる小さいけど強い少年と会います。
孫の首元には親の形見のドラゴンボールの1つがありました。ブルマは孫を利用してドラゴンボールを集めようとします。しかしこのドラゴンボールを狙う者はたくさんいて二人のドラゴンボール集めは困難と強者との戦いが待っていました。
日本を代表する鳥山明先生の代表作です。孫悟空を初めとする個性的なキャラ達が活躍するアドベンチャー系の漫画です。RPGゲームのような展開が前半は人気でしたが、その後ベジータやフリーザなど個性的なキャラとの格闘が人気となっていきます。
説明するまでもない程の人気で一人一人のキャラにファンが付くようなそんな漫画です。常識を超えたような戦いも魅力的で見逃せないような場面が続きます。基本的にカンフーのような香港映画のような描写が楽しいです。
理屈抜きに楽しめる面白い漫画です。
感想
いかがだったでしょうか。レジェンド系の格闘技漫画を紹介しました。どちらかというと、アニメで知っている人が多いと思われますが、漫画版では違った表現をしている所もありますのでぜひ、原作を読んでみてはいかがでしょうか。
そこで誰が強いのかと問われると、今回の作品たちを見るとあまり比べる要素が少ないのでドローという形がいいのではと思います。
このような格闘技漫画は自分を重ね合わせ、日頃のストレスを発散する事が出来ます。また、それだけでなく格闘技漫画とバトル漫画での違いは格闘技のトレンドや試合での駆け引きなどの心理描写なども人気となっています。
また、試合に向かうキャラ達のサイドストーリーなども漫画を盛り上げる要素として丁寧に描かれる事が多いのでそこから楽しむのが、楽しみ方の1つです。
この他にもたくさんの格闘技漫画がありますが、入門編としてぜひいかがでしょうか。
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