あのウルトラマンが帰ってきた!
ウルトラマンの因子を受け継ぐ早田進と、その息子である進次郎。
生まれながらに超人的な力を持つ進次郎は、自らの異能の力に思い悩みながらも、新たなウルトラマンとして地球の平和を守るため、異星人に立ち向かいます。
漫画「ULTRAMAN」1巻のあらすじ
かつて地球を守った光の巨人ウルトラマンは、地球を狙う異星人たちを倒し、役目を終えると自分の生まれた星へ帰って行きました。同化していた地球人は記憶を失い、平和になった世界でウルトラマンは過去のものになったはずでした。
ある日「光の巨人記念館」を訪れた親子、防衛大臣の早田進と進次郎は、三歳の息子が高所から落下したにもかかわらず無傷であることにとまどい苦悩します。
「明らかにあの子も普通じゃない……」
早田進は、異星人や怪獣から地球を守る科学特捜隊の一員でした。しかし、進にはウルトラマンが現れて去っていくまでの記憶がありません。そしてなぜか、記憶をなくしてから異常な身体能力が備わっていたのです。
悩みながらも日々の生活の中で異変に対する意識は慣れ薄らいできましたが、息子、進次郎の異常に、危機感が再燃し、再び進は苦悩し始めるのでした。
漫画「ULTRAMAN」1巻のネタバレ
ネタバレです。早田進は、ウルトラマンでした。人間でありながら遠い宇宙からきたウルトラマンと同化し、地球を守っていたのです。
平和になり、解体されたはずの科学特捜隊はいまだに健在であり、自分がウルトラマンだった、その事実を知り進は混乱します。進がモルモットにされることを防ぐため、その事を知りながら真実を隠していた科学特捜隊は、進と進次郎の秘密を隠し通すために機能していたのです。
しかし、再びやってきた異星人が、航空機を破壊、新たな脅威のために科学特捜隊は本来の役割を取り戻すことになりました。
そして十二年後、成長した進次郎は、周りに溶け込もうとするも、コントロールしきれない自分の力を持て余し、悩みを抱えています。そんな進次郎に話しかける者がありました。ウルトラマンに見えるその影は、「それはこの地球にあってはならない力なのだよ」と、進次郎に襲いかかります。
ウルトラマンが自分に襲いかかることに驚愕しながらも、逃げる進次郎。しかし、ウルトラマンはすぐに進次郎に追いつき止めをさそうとします。
「恨むならハヤタ・シンを恨むんだな」
殺されようとした進次郎ですが、そこに立ちはだかったのは父、進でした。
「私がウルトラマンだ」
プロトスーツを着た進は、科学特捜隊のヘリの元へと息子を逃がし、偽のウルトラマンと戦います。劣勢になる進を見て、進次郎は父を助けに行こうとします。そんな進次郎を止めると、特捜隊の井出は進次郎に、キミのために造った、とウルトラマンスーツを託します。
これを着れば後戻りはできない。覚悟を決めた進次郎は、スーツを身につけ、偽ウルトラマンに対峙します。進を上回る力で敵と戦う進次郎。ウルトラマンの力、スペシウム光線で進次郎は敵に止めをさします。圧倒的な威力の攻撃でしたが、まだ偽ウルトラマンは死んではいませんでした。
「私の名はベムラー ――始まりの敵だ」
そう捨て台詞を残し、ベムラーは去って行くのでした。
漫画「ULTRAMAN」1巻の感想
特撮で絶大な人気を博したウルトラマンが、同じく人気漫画の「鉄のラインバレル」の作者によって、新たな装いで漫画の世界に降立ちました。早田進、科学特捜隊、ベムラーなど、ウルトラマンを見ていた方なら懐かしい名前が数々現われ、往年のファンには嬉しい限りですが、もちろん初見の方にも楽しんでいただけます。
この「ULTRAMAN」は、ウルトラマンであった早田進の息子の進次郎が主人公であり、変身せずにウルトラマンスーツで戦うなど、変更がそこここに加えられています。しかし、迫力のあるアクションと、引きこまれるシーン展開、そしてメカやウルトラマンスーツの格好良さに、読者は魅了されること受け合いです。
まだ物語は始まったばかりですが、進次郎は父進の後を継いで新たなウルトラマンとして地球の平和を守っていくのでしょうか。高校生ウルトラマンのこれからの展開が、非常に楽しみです。
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