古今東西笑いは人を元気にしてくれます。TVやライブなどの笑いもいいのですが、人には笑いのツボがあるでしょう。そうすると漫画は最適です。ほのぼのとした笑いや大笑いする程の馬鹿馬鹿しい漫画もあります。そして笑った後は、すっきりします。
そんなギャグ漫画を選んでみました。たくさんのギャグ漫画がありますが、笑いのツボは違うかもしれませんが、楽しめる漫画を選んでみました。
1.珍遊記
孫悟空に似たようなキャラでありながら、実際はかなりの凶暴な動物山田太郎は高貴とは言えない玄じょう(かなりの暴言を吐く)に拾われ旅を共にします。その行く先々にはこの世の物とは思えない妖怪たちが待っています。
その妖怪たちをあらゆる手段で倒しながらあてのない旅を続けます。
正式名称は「珍遊記 太郎とゆかいな仲間達」であり、文字の通りに西遊記のパロディーであります。しかし内容は登場人物の設定だけで、後は色々な漫画のパロディーを織り交ぜたギャグ漫画です。
この漫画の面白さは一言でいって馬鹿馬鹿しさです。漫☆画太郎さんの描く劇画調の絵とちょっと抜けたような絵のコントラストはより一層面白さを醸し出します。クスッと笑うと言うよりは何も考えず大笑いするような、少し?下品な漫画ではありますが、コアなファンもいる程大人気です。
実写化もされる程の根強い人気があり、一読されると病みつきになるほどの漫画です。
2.浦安鉄筋家族
一昔の小学生といった大沢木小鉄とその仲間達や家族が繰り広げる、ドタバタを千葉県浦安市を中心に描くギャグ漫画です。多くのパロディー(オマージュ)を含み展開する物語です。
一方で友情なども描かれるなど違った側面も見せますが、オチはとんでもない状態で終わる事が多いです。
この漫画の良さはギャグのセンスもさることながら、ゲストの人物(少し名前が違う)が似すぎる程絵が上手いという事です。まるで本人が出てきたかのようですが、実際登場するキャラはとんでもない事をしでかしますが、絵の上手さが面白さを増幅させてくれます。ぜひ一読してみて下さい。
3.ハイスクール!奇面組
奇人一堂零を中心としたブサメンの奇面組が繰りなすドタバタギャグ漫画。元々は「3年奇面組」として中学編で展開されたあり得ない学園生活を描いていたのですが、その後高校編へと進み「ハイスクール奇面組」となりました。
当然、学校の中には奇面組の他に腕組や色男組などの対抗組織もあり、その中でのやり取りがこの漫画の肝です。主人公一堂零に代表されるように、各キャラの名前も熟語のような形で作られており、ヒロイン河川唯(かわゆい)といった語呂合わせを使われた遊びも見られます。
一話完結からシリーズ物まで多くのパターンを持つこの漫画には、ギャグのような展開だけでなく恋愛や友情といった学園物にありがちなテーマを散りばめています。といっても結構ギャグで終わるのですが、何も考えず笑いたい時に読みたい漫画です。
4.日常
天然で明るい性格の相生祐子が中心となり祐子が通う時定高校を中心に日常に起こりうる情景をギャグタッチで描いた漫画です。主に4コマ漫画の形態をとり、シュールな日常が笑い心をくすぐります。
また4コマだけでなくストーリー展開の話があるのも特徴です。大笑いする漫画ではないですが、クスッと笑い幸せになれるような漫画です。ちょっとした日常の幸せの風景が楽しめます。
5.アホガール
空前絶後のアホ女子高生花畑よし子はイケメンの幼馴染の阿久津明(あっくん)に塩対応されるも、その事に気付かない程天然の女の子です。
よし子を中心にあっくんやクラスメイトと繰りなす馬鹿馬鹿しいやりとりがメインの漫画です。あーくだらないと思いながらもついつい読んでしまいます。
四コマ漫画で描かれているので、大変読みやすく突っ込みどころ満載の漫画です。
感想として
いかがだったでしょうか。長編の重厚なストーリーの重たい漫画もいいですが、このように軽く馬鹿馬鹿しいと思えるようなギャグ漫画もいいです。楽しく笑っていけば、幸せになれます。
しかし見落としがちな事ですが、ただ面白いだけでなくタッチがしっかりして画力が高い漫画も多いので、みていて面白さ・ストーリーに引き込まれていきそうです。色々な要素を組み合わせ、最後は笑わせてくれるなど起承転結がしっかりとしている漫画も多いので安心感もあります
たかがギャグ漫画されどといった感じで、連載誌のメインではないかもしれませんが、メインにつぐような扱いと長い連載も多いので、雑誌の中にないと寂しく物足りなさを感じます。
ギャグ漫画にはストーリー系と四コマ(ショートストーリー)があり、どちらにもその良さがあります。そして笑いには大笑い・クスッと笑うなど種類がありますが、どちらも精神衛生上いいです。何も考えないで漫画を読みたい人にはお勧めです。
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