イケメンで冷徹、出世は最速。しかし重度の足フェチ。
こんな人が貴方の上司だとしたら、どうしますか?
この物語は、そんな足フェチ上司と、美脚のドジOLとのフェチ満載のラブストーリーです。
「こんな上司にお困りでしたら」1巻のあらすじ
秋野は、仕事のミスの多いドジOL。イケメンエリート上司の佐伯からは、いつも間違いを指摘されて注意を受けています。
しかしこの佐伯高次は、秋野の脚が大好きな重度の足フェチだったのです。会社では冷淡な佐伯が、自分の脚を見て顔を赤らめるのに絆され、秋野は佐伯の足フェチを受け入れるようになっていきました。
脚とはいえ、自分の一部を愛でられて、秋野は佐伯を好きになっていきます。しかし、佐伯は脚を愛でる時以外はいたってクールで事務的な様子。
自分の脚以外どうでもいいんだと落ち込む秋野でしたが、自分だけが佐伯の秘密を知っている喜びも感じています。
そして秋野は、佐伯をセクシーストッキングを履くことと引き替えに食事に誘いました。佐伯はストッキングの写真にあっさりOKし、仕事のミスが多くて自分を卑下する秋野に、自信を持つように励まします。
自分を好きになってもらえるよう、秋野は仕事をはりきってこなします。ついに来た食事の日、秋野はやっていない仕事のミスをなすりつけられて、叱責された上に待ち合わせの時間に遅れてしまいます。
佐伯にこの事を聞かれたらあきれられると、秋野は落ち込みますが、連絡をしてきた佐伯は、秋野のミスじゃないことをわかってくれていて、上にも報告してくれていました。脚もあなたの事も見ている、そう言われて、秋野は思わず普段の佐伯のそっけなさを指摘してしまいます。
すると、佐伯は「恥ずかしいじゃないですか」「こんな事を知られてて…」と、顔を赤くしながら本音を教えてくれました。
秋野はいつも冷徹な佐伯の可愛い一面を知ると同時に、自分の魅力をもっと知ってもらえるよう頑張る事を決意します。重度の足フェチですが、頼りになる上司佐伯へ、秋野の思いは伝わるのでしょうか?
「こんな上司にお困りでしたら」1巻のネタバレ
ネタバレです。足フェチ上司佐伯に続いて登場するのは、人のモノフェチの樫八重。ライバル会社から引き抜かれ出世頭でもある彼は、人のものを奪う事によって、その人よりも上だという事を証明したいタイプの人間です。
樫八重は、偶然秋野と佐伯が親しく話しているのを目撃して、交際していると錯覚。秋野に交際を否定されると、火がついたハンティング魂をどうしてくれるんだと逆ギレして、佐伯と付き合うように要求します。その上で秋野を自分のものにすると言い放つ、かなりどうかしている人間です。
この後、秋野は佐伯が現在誰ともつきあう気は無いと聞いて絶望するも、佐伯が秋野の脚にさわることが一番の癒やしだと聞いて、そんな佐伯によって自分も癒やされている事に気づき、今の幸せをかみしめます。
また、佐伯の元カノだという有能な女性、高見沢が現われましたが、結局女としては見られていなかったという扱いで、秋野の方が女として見られていると彼女はいいます。
そして秋野を虎視眈々と見つめる樫八重は、佐伯に「秋野ちゃんもとられないように注意してくださいよ」と挑発するような台詞を投げつけ、これからの混線模様が想像出来ます。
「こんな上司にお困りでしたら」1巻の感想
足フェチでも変態でも、恋する相手だったら、それも好ましいギャップになり得ます。
会社では秋野を叱責して冷徹に仕事をこなす佐伯が、夜には秋野の脚を抱きしめて癒やされている、こんなシーンにときめく方もいると思います。
仕事が出来てクールなエリートに自分だけ知っているダメな部分がある、というシチュエーションに弱い方は、案外たくさんいるのではないでしょうか?
一見、非の打ち所の無い佐伯の、昼の顔と夜の顔、そのギャップを存分に堪能し、愛すべきエリートダメ男の恋愛にときめいてください。
ひょっとしたら自分の知る隙のない人にも、こんな別の顔があったりするかもしれない、そんな想像をしながら読んでみるのも楽しいかもしれません。
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