ご主人様と奴隷という関係ながら、徐々に距離が近づいている雰囲気の桃子と蘭丸。
桃子が「愛原ジョージ」であることがバレないよう、蘭丸はことあるごとに協力し助けてくれます。
蘭丸が女性に優しいのはいつものことながら、その優しさにときめく桃子です。
「桃色ヘヴン!」3巻のあらすじ
桃子の父「愛原ジョージ」の日記が見つかったことを担当編集者から聞いた桃子。そしてそれが、愛人であり父の弟子でもあった姫宮の元にあることを知ります。思い悩む桃子に、蘭丸は、世の中には知らなくていいこともいっぱいあると言うのでした。
弟の康太が父の愛情を感じていなかったことを知ったこともあり、姫宮のマンションへ日記を返してもらいに行った桃子。姫宮は、次回の読者アンケートで桃子が1位になったら返していいと挑発するのでした。
結果1位が姫宮、2位が愛原ジョージという結果に終わったことで、蘭丸は姫宮のマンションを訪れます。姫宮を説き伏せ、蘭丸は日記を渡してもらいます。
日記には、家族に対する愛情が詰まっていました。蘭丸は、泣き崩れる桃子を抱きしめるのでした。
「桃色ヘヴン!」3巻のネタバレ
ある日、桃子の下駄箱にラブレターが入っていました。喜んで蘭丸に報告する桃子でしたが、差出人はまさかの同級生神田川美穂。女の子だったのです。
しかし、美穂と接するうちに違和感を感じ、美穂の男嫌いという発言に疑問を持った桃子。蘭丸は美穂に、男はずるいだけの生き物ではない、守りたいものには真剣だと話します。美穂は、幼馴染で自分を想い続けてくれている敦と、めでたく付き合うことになったのでした。
出版社から、初体験特集の話が持ち込まれた桃子。処女の桃子にとってはあまりにも高いハードルです。
姫宮にアドバイスを乞うと、桃子の理想を書けばいいと姫宮は言うのでした。
桃子の理想通り、乙女チックな別荘に連れて行った蘭丸。そこで桃子に迫る蘭丸でしたが、またしても邪魔が入り、桃子は蘭丸に振り回される日々なのでした。
キャバ嬢体験をすることになった桃子。偶然店に来た蘭丸が、店の女の子に好きなタイプを聞かれ、自分のことを言っているのを耳にします。酔った蘭丸が口走ってしまった言葉が、とても嬉しい桃子でした。
感想
なにかあると、必ず駆けつける蘭丸。蘭丸にとって、桃子はとても大事な存在になっているのでしょうね。桃子のため、そして桃子の家族のために出来ることをさらりとやってのけるあたり、わざとらしくなくていいですね。
桃子にも、さりげない優しさは伝わっているはずです。蘭丸の不器用で、実は恥ずかしがりやな部分がとても可愛らしく、早く恋が実ればいいと思ってしまいます。
姫宮も、そんな桃子が可愛いようで、陰になり支えてくれそうですね。桃子の父、愛原ジョージの愛人で、桃子の父は家を空け姫宮のマンションに入り浸っていたようです。
日陰の身として過ごした彼女ですが、桃子といい関係を築けるといいですね。桃子にまたひとり、味方ができたようです。
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